医療機器・用具の管理
医療機器・用具の管理
医療用カテーテルには、腎瘻、膀胱瘻、膀胱留置カテーテル、胃瘻、経鼻経管栄養チューブ、腹膜透析、皮下埋め込みポートなどがあります。これらを利用する際には、排液の量や性状、薬剤の注入、水分バランスの計測などの管理を行います。また、対象の身体に影響を及ぼすような症状はないか、自覚症状はないか観察します。訪問した時だけの観察では変化の対応ができないため、家族や、本人にも日ごろから説明、指導を行い、早期に変化や異常時の対応ができる体制をとっています。このように万全の体制をとっておくことで、安全に、安心して在宅で療養することができます。
もちろん看護師だけが管理するのではなく、主治医も定期的に訪問し管理します。看護師だけで訪問する場合には、異常や変化があれば必ず主治医にも報告し、指示を受け、処置を行います。