医療処置
医療処置
訪問看護ではこんな医療処置ができます。
超高齢化社会である現在の日本では、病院や介護施設の数が不足しています。
病院に入院できる期間には制限があり、介護施設に入所することも容易ではありません。
医療の知識を持つ看護師が自宅に訪問し、毎日の体調管理や負担のかかる生活行動(入浴や排泄、外出など)、介護負担を軽減するためにお手伝いすることが訪問看護のサービスです。
医療処置が必要でも退院しなければならない状況になりお困りの方には、安心して自宅での生活が送れるようにお手伝いします。
膀胱に溜まった尿の排泄がなんらかの原因で難しくなってしまいカテーテルが必要になってしまった方の日常生活の支援をします。
カテーテルトラブル(尿漏れや閉塞、自然抜去、尿路感染、スキントラブルなど)の予防や対応をします。
肺や心臓の疾患などから酸素を血液中に摂り入れる力が弱ってしまい、日常生活に酸素吸入が必要になってしまった方。
自宅で酸素濃縮機や酸素ボンベの使用方法や管理についてお伝えします。
生活の中で酸素を使用しながら、楽にできる生活行動のアドバイスをさせていただきます。
床ずれをはじめとした様々な傷に対してのケアを行います。医師の指示のもとに軟膏や被覆材を使った処置を行います。
また、生活の中に再発する原因が見つかれば繰り返さないように環境を整えるお手伝いをします。
医師の指示のもとに必要な注射や点滴を自宅で行います。
インスリン自己注射や血糖測定が必要な方には、必要に応じて見守りや介助を行います。
口から食事を摂ることが難しくなってしまった方に、胃ろうや経鼻カテーテルを使って栄養剤の注入を行います。また、必要に合わせてご家族様に必要な介護指導を行います。
カテーテルや胃ろうチューブのトラブル(抜去や閉塞、逆流など)に対応します。
病状に応じて手術で人工肛門や膀胱ろうを造った方に、パウチの交換やトラブルの対応をします。また、排泄に関するトラブルが最小限な生活が送れるように支援します。